2019.04.09.
第8回VARIVASカップ争奪バーブレスサバイバルトーナメントフライ選手権大会レポート
今年も埼玉県川越市の川越水上公園において「第8回VARIVASカップ争奪バーブレスサバイバルトーナメントフライ選手権大会」が開催されました。3月16日(土)早朝6時、関東近県より腕に自信のフライマンたちが川越水上公園に集結しました。受付と同時に恒例のピンポン玉による予選の釣り座抽選が行われ予選A組とB組に分かれます。少数精鋭16名の熱いバトルが繰り広げられました。
ご存じのように、この大会の特徴となっているのが「3尾早掛け勝ち抜け方式」です。今大会は総じてトラウトの活性が低く、少ないアタリを確実にフッキングした人が勝ちあがる勝負が展開さされました。予選各組から4名が、予選敗退者の敗者復活からは4名が準決勝へと駒を進めました。
強豪がひしめき合う準決勝
準決勝からは予選の成績順でビート(釣り座)を選ぶことができます。準決勝A組を一位通過したのは7分18秒で大貫さん。8分58秒で吉田稔さん、10分15秒で大沢さんが続きました。優勝候補の一人瀬田さんは12分34秒で惜しくも4位となり決勝進出にはおよびませんでした。一方の準決勝B組は更に魚の活性が低くなり難しい展開となりました。B組1位通過の山本さんが10分48秒。2位が12分8秒で渡辺さん。3位は16分35秒で最年少16歳の野中恵喜さん。以上6名の選手が見事決勝戦に進出しました。
決勝の行方は
独特な緊張感のある決勝戦。ミスを無くし小さなアタリを確実に釣果につなげた山本勝教さんが4分25秒で初優勝。山本さんは毎年山梨県から遠路はるばるご参加いただき、ついに実力を発揮されましたね!大変うれしく思います。準優勝は表彰台常連の入間市の吉田稔さん。3尾目のバレが勝敗を分けましたが昨年の3位から今年の2位はお見事です。来年こそは…ですね。そして第3位は敗者復活戦から勝ち上がった坂戸市の大貫さん。準決勝、決勝ともに冷静な素晴らしい戦いぶりでした。表彰台で栄えあるVARIVASカップを手にされた皆さん本当におめでとうございました!
第8回決勝戦リザルト(敬称略)
順位氏名タイム市町村
1山本勝教4分25秒山梨県南都留郡
2吉田稔6分07秒埼玉県入間市
3大貫哲男10分48秒埼玉県坂戸市
4大澤宏11分00秒埼玉県川越市
5野中恵喜19分10秒千葉県流山市
6渡辺丈夫(2尾)埼玉県飯能市
ファイナリストのみなさん、入賞おめでとうございます!釣りの楽しさとマナーを多くの人に広めていただけますようお願いいたします。期待しております。
表彰式後には、VARIBAS新製品発表会と恒例のお楽しみじゃんけん大会が行われました。
毎回大盛況のじゃんけん大会。参加者全員が賞品をゲットしました。
今回、私吉田俊彦の体調不良で皆様にご迷惑をおかけいたしました。またリザルトの公開が遅れましたこと重ねてお詫び申し上げます。表彰台の写真と3位までの入賞者のお名前は23日発売のスポニチに掲載されました。(大会実行委員長吉田俊彦)